VTM Clip

Voice Track Maker の活用事例など、ユーザーさまの声をお届けします

VTM Clip | Voice Track Maker
バンタンゲームアカデミー
創立30年を超える歴史をもつ、国内屈指のコンテンツクリエーター専門校「バンタンゲームアカデミー」。東京校、大阪校、名古屋校の3カ所に校舎を配し、現役プロによる授業、少人数クラス編成、企業コラボによるカリキュラムで、数多くの優秀なクリエーターを輩出している。
バンタンゲームアカデミーの夏の風物詩、専攻の垣根を越えチームが一丸となって、2日間でゲームを作り上げる「Game Jam」。2021年のGame Jamでは、東芝デジタルソリューションズの新しい音声合成ツールであるVoice Track Makerを使ってゲームを制作するというテーマを設け、7チーム、総勢55名の若きクリエーター達がしのぎを削って斬新なゲーム制作に取り組んだ。

授業風景1
授業風景2


Voice Track Maker × VANTAN
産学連携イベント始動!
音声合成に抑揚とリズムをコントロールすることができるVoice Track Maker。声優のリアルなセリフと遜色なく作成できるのが最大の魅力だ。2021年8月にリリースしたVoice Track Makerだが、今回、若きクリエーターたちの作品作りの幅を広げるためにツールを貸し出し。未来の潜在ユーザーである学生たちのホンネの声、使用感を聞きだすことで、さらなる使いやすさを追求するといった狙いも込めている。
まずは、Game Jamに参加する学生たちに当社からの説明会が開催された。音声合成ツールの企画・事業開発担当の倉田が登壇し、音声合成とは何か?から始まり、実際にVoice Track Makerを使いレクチャーが行われた。その後、実際にどのようなシーンで活用できるかといった学生たちによるワークショップが開かれ、制作に向けてのボルテージが一気に上がっていった。
Voice Track Makerを用いたGame Jam制作は8月2~3日の2日間で行われ、8月21日に東京校、大阪校合同によるオンラインプレゼンテーションが開催され優秀チームが選出された。

授業風景3
東京校Bチームのプレゼンテーション
授業風景4
東京校Cチームのプレゼンテーション
優秀チームの皆さんにVoice Track Makerの感想を語っていただきました!
東京校Bチーム
「ハラペコパイレーツ」
ハラペコパイレーツ
「プレーヤーをアシストしてくれるAIキャラクターをイメージし、かわいい声を作ること、プレーヤーになるべく短文で簡潔に状況を伝えることを意識して作りました。音声合成ツールは初めての経験でしたが、今回触れてみて、躍動感やニュアンスなどの細部まで作り込むことができることに技術の進歩を感じました。これまではフリーの音声素材を使うことが多かったのですが、欲しいセリフが同じ声質で揃えられないことがほとんどでした。Voice Track Makerなら自分が欲しいセリフをいくらでも作成でき、また急な変更にも即時に対応できることが大きな強みだと感じました。」(リーダー:中島さん)
「これまで使っていた音声合成ソフトと比べてユーザー側で操作できる機能が多く、とても楽しく作業をすることができました。ゲームは女の子の声が必須になりますが、Voice Track Makerの女性の声はどれも使いやすく、低くしたり高くしたり組み合わせたりすることで複数人のキャラクターの声を作ることができます。パイロット版を作る際にも音声がある/ないで完成度が大きく変わりますから、とても有用なツールだと感じました。」(音声担当:國武さん)
「音声を使ったゲームを今回のGame Jamで初めて経験し、自分にとっては大きなチャレンジだったと思います。実際にツールを使ってみて、文字が音声になるスピードが速く驚きました。また、セリフだけでなく、ゲームスタートの合図や掛け声などにも使え、汎用性があると感じました。」(音声担当:笠さん)
東京校Bチームの皆さん
東京校Cチーム
「あたらしいおうち」
あたらしいおうち
「今回のGame Jamのお題のひとつが『バディとパートナー』でしたので、最初に思い付いたのがプレーヤーとバディが協力しあって進む脱出ゲームでした。メンバー全員で話し合いを重ねて、誰も経験したことがないホラーテイストにしようということになりました。ゲーム中に家具が配置されていて、質問に対して自分で調べるか少女に調べさせるかを選択して進んでいくという内容です。もうひとつのお題が『音声合成ツールを使う』ということで、少女を選択したときに発する声をVoice Track Makerで作成しました。重視した点は、2日の制作期間で絶対に完成させるということです。ゲーム開発ソフトをほとんど使ったことがない1年生に対して2年生をサポートにあて、そして何でも話し合える環境を整えて、全員の力を結集して作り上げることを意識して進め、完成させることができました。」(リーダー:島田さん)
「Voice Track Makerの説明会で、人間らしい声の抑揚を比較的簡単に作ることができると聞き、さまざまな感情の声を発するシーンが用意できるゲームにしようと考えました。音声合成技術の存在は知っていましたが、とても難しいという印象を持っていました。実際に使ってみると、人の声を当てボタンをクリックするだけでほぼ自動で音声の軸となる音が作成できて、とても使いやすかったですね。これまでの印象が覆りました。ツール内のデザインもとても見やすかったですし、声の調整もしやすかったので楽しみながら声を作ることができました。」(音声担当:今井さん)
東京校Cチームの皆さん
産学連携というスペシャルなGame Jamで、いつも以上の「学び」を実感
東京校・大阪校で毎年開催されているGame Jam。2021年は「産学連携」という例年とは違った視点のイベントとなった。
企業から提供された音声合成ツール「Voice Track Maker」を使ってゲームを作ること、そして提供者に対してプレゼンテーションを行うこと。この斬新なテーマに対し、学生たちは何を感じどのような学びがあったのだろうか。学生たちを間近で見守ってきた東京校の関塚氏と、大阪校の園田氏にお話を伺った。

「いつものGame Jamのテーマはとてもシンプルなのですが、今回はVoice Track Makerという特定のツールをゲームに落とし込むという、いつもより難易度が高いテーマが加わりました。あまり干渉せずに学生たちに委ねたところ、きちんと完成させ、しっかりとしたプレゼンテーションもでき、想像以上の成果だったと感心しています。学生たちも『2日間でしっかりやりきった』という達成感があるようです。今後の制作に対しても、このような便利なツールがあるということを認識し、いろいろな可能性を自分たちで考えて活用し、ジャンプアップしてもらえればと思います。」(東京校スタッフ 関塚氏)
「当校は、学生たちを社会の一員であるという思いを常に持っています。世の中や企業が抱える課題にに対して学生たちにも関りをもってもらいたい、そんな思いで今回のイベントに賛同しました。相手が求めるものに対してモノづくりをする上で、ツールを使いこなし、そして期日どおりにゲームを完成させる。企業とのやり取りだったからこそ、しっかりと理解を深めつつ期限を意識しながらアプトプットすることで、ゲーム制作とツールを学ぶという2軸で進めることができたと感じています。チームという枠にとらわれることなく、分からないことは全員で協力し合いながら取り組んでいったからこそ、2日という短かい期間を全速力で走り切ることができたのだと思います。」(大阪校スタッフ 園田氏)

音声合成ツールを初めて触ったという学生が多かったGame Jamだが、音や音声の重要性をあらためて認識することができたという声も数多く届いている。若きクリエーターたちをより一層サポートできるよう、さらなる機能充実を進めていきたい。

インタビュー1
インタビュー2